深夜のパフューム
食べた分、走ることにしている。
米と高菜が最近のマイブームで
汁物を食べたいときは
カップ麺だったり
インスタント味噌汁を添える夕飯。
それでも足りないときは
コンビニで惣菜を買ったりして。
少し食べ過ぎています、この時点で。
昨日は夕飯だけで
推定800Kcal超えてたので
深夜にもかかわらず、走らなきゃ!
ということでランニングに出かけました。
これがまさか思ってもみない長旅に
なるとはこの時の私にはわかる理由もなく。
深夜1時、モテキのドラマ版を見て以来
perfumeにはまっている私はBGMに
perfumeをセットして走り出しました。
中百舌鳥駅まで10分かからないくらい
往復で20分程度、少し寄り道して
30分くらいの短いコースでいこう。
いくら堺市とはいえ、
深夜1時から2時にかけての時間帯は
人がいません、まして中百舌鳥。
電車が動かなくなると駅前ですら
静かになります。
1km/5分くらいの速度で走りました。
このとき、iPhoneと自宅の鍵は落下しないようにファスナー付きのウェアを着用。
いつも通りのランニングです。
そして30分くらい走り終えた頃でしょうか、自宅前で鍵を取り出します。
そこで事件は起きました。
鍵がない。
間違いなく持っていた−鍵−
落としタァァァ
その後1時間30分に亘って鍵の捜索です。深夜の中百舌鳥あたり。
街灯もないところをiPhoneのライトを頼りにランニングルートを戻ります。
ホームレス?と思しき老人や
終電を逃して歩いて帰るカップルに
不審者扱いされる始末。
これは管理会社に連絡して
朝なんとかして開けてもらうしか
ないんじゃなかろうか...
朝までお金も何もない状態で
この極寒のなか過ごすなんて...
幸い家の近くに交番があったので
入ってみます。
「あのー、ごめんください」
返事がない!
深夜の交番ってどうなっているんでしょうか。
こうして市民の味方にも見離された私はまたランニングルートに戻るのでした。
昼から仕事だからいいものの
夜通し外で起きなければならないなんて
社会人として、人間としてどうなのか
疑問でしたがとにかく探さないと。
すると、目の前にさっき不審者のように
私を見つめていたカップルが。
「鍵、落としてませんか?」
大好きだった田舎のじいちゃん、
堺市も、悪くないとこだわ。