呉の春

1991〜1992年に生まれた馬鹿野郎2人によるブログです。由無し事をだらだらと。

俺の金ピカってなんだ?


どうもこんばんは。

91年製です。


宇宙兄弟と言うマンガで

主人公の師が主人公に、

「あなたにとっての金ピカはなに?」と

訪ねる場面があります。


これを僕は自分にとっての最も価値のあることはなんだ?と、

解釈しました。


僕は音楽が好きで、

バンドをやっています。

掃いて捨てるほどいるバンドの中の片隅に位置する無名バンドです。


音楽で有名になりたいと思って本気でやっていた時期もあります。


今も仕事をしながらの活動ではありますが、

「趣味」でバンドをやっています。


これね、趣味って言って、

諦めと同時に言い訳にしたんだと思います。


今でも音楽をする事で生活を営めたら、

と言う、甘い夢を捨て切れません。

だけど、それ一本に絞って頑張ると言う行為から、逃げてるんです。


片隅のバンドと表記しましたが、

ポテンシャルはそれなりに高いと思っています。


技術的な面で言えば、稚拙ではありますが、

他には無いものだって持ってると思います。

もちろん、自分本位の考えで、

バンドで成功するぞって思ってる人、みんなが思ってることだと思います。


今、仕事が無くなるこの局面に来て、

何かの拍子にバンドに、音楽に本気になってしまうんじゃないかと、

自分で恐れているんです。


自分より若い人、同世代が世の中で活躍して、

地位も名誉も手の届かない程高嶺にいて、

そんな状況が悔しい。


何故悔しいかって、

先ほども申しました通り、

夢を、目標を諦めきれていないからなんです。


そのくせ、一般人で、常識人で有りたがる。


僕にとっての金ピカなんて、

ずっと前からも、これからも、

音楽をすることなんだよ。


成功もしてない僕が言うと、

馬鹿にされることは間違いないのだけれども。


だけど、

金ピカって、その夢が叶わなくとも、

自分の中で色褪せずに金ピカであれば、

それで良いんだと思い始めました。


小さなライブハウスでも、

お客さんが少なくても、

1人でも僕たちのバンドを見て、聴いて、

楽しんで貰えたら、

それだけで幸せです。


偽善でもなんでもなくて、

これが僕なりのNO MUSIC  NO LIFEなんだな、と。


現在存在しない的に希望の矢を放つのはもうやめにします。


だけど、

過去の自分とか、自分の考えに否定的になるのも、

やめにします。


どっちが、何が、正しいかで迷ったら、

どっちが、何が楽しいかで、決定を下します。


自分の人生の生き方なんて、

他人に多大な迷惑でもかけない限りは、

僕のものですから、

誰にも指図を受けるものでもありませんから、

我が儘になることにします。


なんか、元気出てきた。


再拝。